ダイヤ以上の輝き‼︎雄黄について

いやはや実に一週間ぶりの投稿ですかね？皆さんお久しぶりです。

さて、今日書いていく宝石はこちら

雄黄（オーピメント）！！

こちらは何とヒ素の硫化鉱物です。いやはや危ない。勿論、取り扱い方を間違えれば大変危険です。と言っても、食べるか光に晒し過ぎない様に意識すれば大丈夫です。流石に石を進んで食べる様な人は中々おりませんからね。

ただし、小さいお子さんがいる方は十分に気をつけてください。少量であれど下痢、嘔吐、最悪腎臓等の臓器の機能不全を引き起こし死に至るか、助かったとしても後遺症に悩まされる恐れがあります。

そんな雄黄ですが、何と光の屈折率はダイヤモンド以上あるそうです。また、鮮やかな雄黄の色を活かして絵画用の絵具として使われたり、その鮮やかさを讃えて、『雄黄色』という色が存在する程。

あまり知られていないだけで、実は芸術の世界では大活躍している鉱物でもあるんですね。

因みに、雄黄の硬度は1.5〜2であり、鶏冠鉱という殆ど同じ組成でありながら色が違う鉱物と一緒に産出する事が多いのだそうです。

雄黄も鶏冠鉱も、少量ですが通販等でも鉱物標本が売っておられますので是非探してみてくださいね。それではまた次回！